FortiGate FAQ - HA (冗長化)

管理用インタフェースから外部サーバにFTPやTFTPでコンフィグを保存できますか
ID
 : 
FG-41-0029
公開日
 : 
2019/04/01
更新日
 : 
-
OS Ver
 : 
-
管理用インタフェースは、通常、外部からFortiGateへアクセスする為に利用します。その為、execute backup config コマンド等によるバックアップは、通常のルーティングに従い、プライマリ機器のインタフェースから外部サーバに接続しようとします。
管理用インタフェースから外部サーバに接続するには、以下 execute enter vsys_hamgmt コマンドを実行後に行う必要があります。同コマンド実行後は、プライマリ機器/バックアップ機器に限らず、コマンドを実行した機器の管理インタフェースから接続します。


execute enter vsys_hamgmt コマンドを実行します。
FGT60EXXXXXXXXXX # execute enter vsys_hamgmt current vdom=vsys_hamgmt:1 FGT60EXXXXXXXXXX #

コマンド実行後、get system status で、Current virtual domain 項が、vsys_hamgmt になっていることを確認します。
以下例では、get system status の結果の内、grep コマンドで、Current virtual domain 項のみを表示しています。
FGT60EXXXXXXXXXX # get system status | grep 'Current virtual domain' Current virtual domain: vsys_hamgmt <- vsys_hamgmt になっていることを確認します

この後、execute backup config 等でコンフィグを外部サーバに保存します。
FGT60EXXXXXXXXXX # execute backup config tftp backup.conf 192.168.1.2

他作業を行う場合は、一度ログアウトするか、以下コマンドで Current virtual domain を root に戻した上で行って下さい。
FGT60EXXXXXXXXXX # execute enter root current vdom=root:0 FGT60EXXXXXXXXXX # get system status | grep 'Current virtual domain' Current virtual domain: root <- root になっていることを確認します


コンフィグのバックアップ時には、FortiGate / FortiWiFi / FortiAP 手順書・注意事項 に掲載しています、設定ファイル保存・復元手順書(CLI)を合わせてご参照下さい。