Juniper製品 AVパターンファイル更新後の通信失敗事象について(最終報)
拝啓 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
Juniper Networks製品SSGシリーズにおきまして、AV(AntiVirus)のパターンファイル更新後にHTTP通信が失敗する事象が確認されておりました。
現在、Juniper Networks社から対策済のパターンファイルが公開されております。
下記に、本事象についてご報告いたします。
1.事象発生期間
2012年12月6日(木) 3時頃より17時頃まで
2.事象
SSGシリーズにおきまして、AVパターンファイル更新後、アクセスするURLによってはHTTP通信がAVスキャン処理のエラーによって
通信が失敗する、または再起動を起こすケースがありました。
SSG-5/SSG-20/SSG-140において事象が確認されていました。
3.原因
AVスキャン処理を向上するコードに不具合がありました。
4.対策
不具合を修正するとともに、今後同様の問題が発生した場合に事前に検知
できるよう、AVパターンファイルのテスト項目を見直しました。
現在は事象が発生しないパターンファイルに更新されておりますので、
配信中のバージョンへの更新を実施願います。
以下の方法にて手動でパターンファイルの更新をお願い致します。
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【CLIの場合】
exec av scan-mgr pattern-update
【WebUIの場合】
(1)Security > Antivirus > Scan Manager の順に進みます。
(2)「Update Now」のボタンをクリックします。
(3)「Apply」をクリックします。
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パターンファイルのバージョン確認については、CLIより「get av」を実行ください。
「AV signature version」が以下の事象の発生しないバージョンもしくはこれ以降の日付になっていることをご確認ください。
(事象が発生しないバージョン)
AV signature version: 12/10/2012 15:19 GMT, virus records: 57344